群馬県みどり市は群馬県東部に位置しており、平成の大合併(市町村の合併)によって2006年に群馬県12番目の市として誕生した都市です。
今回は、そんなみどり市にある「大間々博物館
コノドント館」についてご紹介していきます。
みどり市で子どもが遊びながら学べる大間々博物館:旧大間々銀行跡に作られた博物館
「大間々博物館 コノドント館」はみどり市大間々町にある博物館で、旧大間々銀行の建物を利用して作られ、昭和63年4月に開館しました。
大間々町と関係の深い歴史や暮らし、自然に関するものを、わかりやすく見学できるように展示しています。
子どもに大人気の恐竜の立体映像や、わかりやすく工夫された常設展示、タイムリーな企画展なども随時開催され、飽きさせない博物館づくりがされています。
建物は旧大間々銀行で、1921年(大正10年)に作られた大変古いものです。
現存する銀行の建物としては群馬県で3番目に古く、みどり市の重要文化財にもなっているため、建物自体も必見です。
レンガ造りのような外観ですが、実際には木の骨組みで作られているので地震に強く、さらに外側にレンガが積まれていることで防火対策もされています。
開館時間は午前9時から午後5時までで、休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始のほかに臨時休館日もあります。
大間々駅から徒歩で5分の場所にあり、駐車場も完備していますので、アクセスしやすいですね。
みどり市で子どもが遊びながら学べる大間々博物館:微化石「コノドント」
大間々博物館の最大の魅力の1つが、「コノドント」といわれる微化石です。
コノドントは0.5ミリほどの小さな化石で、その正体は長く謎のままでした。
さまざまな説が飛び交いましたが、現在ではうなぎのような形をした原始的脊椎動物の歯であると結論付けられています。
そんなコノドントが、日本国内で最初に発見されたのがここみどり市(旧大間々町)なのです。
館内では、コノドントの実物を顕微鏡で見ることができるほか、拡大模型などで学習することができます。
コノドント以外にも、肉食恐竜や草食恐竜の骨格をはじめ、さまざまな化石や関連資料を展示しているので、子どもたちが興味をひくこと間違いないでしょう。
まとめ
「大間々博物館 コノドント館」は、旧大間々銀行の建物を改修してできた博物館で、建物はみどり市の重要文化財になっています。
日本で初めて発見されたコノドントの化石や恐竜の化石など、多くの自然や歴史を子どもが学べる施設です。
また、展示物だけではなく、大正時代に建てられてまもなく築100年となる建物自体も見どころの1つとなっています。
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