住宅の購入は大きな買い物なので、消費税も大きな金額になります。
特に、2019年10月からは消費税が8％から10％に引き上げは家計にとって大きな打撃になるのではないでしょうか。
しかし、実は増税後にはお得な制度が用意されているので、活用すれば住宅購入にともなう金銭面での負担を軽くすることができます。
ここでは、そんな知っておきたいお得な制度をご紹介するので、増税後に住宅購入を検討している人は、ぜひ目を通しておいてくださいね。
知っておきたい！増税後のお得な制度！① 住宅ローン減税
増税後のお得な制度としてまず知っておきたいのが、「住宅ローン減税」です。
住宅ローンの年末の残高に応じた控除額が、10年にわたって所得税から控除されるという制度です。
増税前までは控除期間が10年でしたが、増税後はさらに3年延長されて、最大13年になりました。
1年あたりの最大控除額は年末のローン残高の1％で、基本的に最大40万円なので、3年延長されることで、増税前よりも最大120万円の控除額が増える計算になります。
知っておきたい！増税後のお得な制度！② 住まい給付金
消費税が上がることで住宅を購入するハードルが高くなってしまった為、その金銭面の負担を軽くするために設けられた制度が「住まい給付金」です。
給付額は消費税が8％の場合は最大30万円で、10％の場合は最大50万円になります。
また、住まい給付金の最低額である10万円をもらうための所得制限も、年収510万円以下から年収775万円以下へと拡大しました。
増税後は、住まい給付金に申請する方が増える見込みです。
知っておきたい！増税後のお得な制度！③ 贈与税非課税措置
親からであっても金銭を受けとったら課税されますが、住宅の取得資金として金銭を贈与された場合は、一定額まで税金がかかりません。
それが「贈与税非課税措置」といわれる制度ですが、増税後にはこの「一定額」が大幅に拡大されます。
具体的には、消費税8％の場合は最大1,200万円まででしたが、消費税が10％になった後は、住宅によっては最大3,00万円まで贈与税がかからなくなります。
贈与税非課税措置をフルに活用するのであれば、増税後の方が住宅購入のタイミングとしてはお得かもしれません。
まとめ
マイホーム購入は人生の大きな買い物でもあり、消費税などの税金を考えると購入を躊躇してしまうかもしれません。
しかし、増税後に用意されているお得な制度を活用すれば、費用面での負担軽減にもなりますので、憧れのマイホームを検討する際には参考にしてください。
かしこくマイホーム購入をお考えでしたら、当社までお問い合わせください。
